合併、もしく買収しようと考えている企業の社員がどのような状況かをご存知ですか?

社員の気持ちが一つになって邁進している企業は、とても企業価値が高いでしょう。もし、自分の勤めている会社が、合併や、買収の対象となっていることを知った場合、
M&A後の自分のポジションがどのようになるかは、とても不安で心配になるものです。

優秀な社員ほど、M&A後の自分の姿を容易に想像してしまうものです。その姿が、惨めだろうと想い描いてしまった時には、早めに転職を考えるでしょう。
優秀で貴重な社員が立ち去った企業は、そのまま会社名は残りますが、企業価値はかなり低いものになるだろうと想像するのは難くありません。

企業名は残っても、中身がどんがらになってしまい、空洞化した企業になります。そうなる前に、全社員の価値を正しく評価して、適材適所のポジションを提示することが
大事ではないでしょうか?

本来の企業価値を高めて、そこに働く方々にさらなる喜びを与えることができれば、成功したM&Aと言えましょう。